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  • 色は着けてません。チタンが発色するんです。
着色とは違う、チタンカラーのしくみ


 塗り箸を使い続けると、塗装が剥がれたり、箸先が傷んでしまうことがあります。
 はげていたり、素地がむき出しの箸では、せっかくの楽しい食事も気分が半減です。

 弊社のチタン箸は、塗装やメッキなどの着色はしていませんので、塗料が剥がれることはありません。
 でも、金属のシルバーカラーだけでは寂しい、やはり色はついていて欲しいですよね。

 そこで、チタン箸に自から発色してもらうことにしました。


1.チタンの発色方法

 チタンの発色方法は大きく分けて、「加熱方法」と「陽極酸化法」の2種類があります。
「加熱方法」は、チタンを大気中で熱することで発色させる方法で、バーナーなどで焼いたりして発色させます。
「陽極酸化法」は、チタンを水溶液に入れて電圧をかけ、発色させる方法です。


2.陽極酸化法

 「陽極酸化法」によるチタンの発色は、陽極酸化により形成された酸化被膜の表面で反射する光と、
 チタンの表面で反射する光との干渉作用により強められた波長の光が、色となって見えるもので、
 シャボン玉や、水に浮いた油膜が虹色に見える現象と同じです。


 
 
 これは、光の反射によって色を見せるため、チタンの表面がどれだけ平らに磨かれているかで、発色状況は変わります。
 弊社では、鏡面磨きで美しい光沢の箸を陽極酸化しているので、くすみの無い透明感のある明るいメタリックカラーに発色しています。
 また、この発色は、光の種類や明るさ、見る角度によっても微妙に変化してみえる特性があります。

 塗装とは違う、美しいチタンカラーの箸をぜひお使いいただければと思います。